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バンプのアルバムを買いました。
付属の絵本を読みながら曲を聴いて最後に裏ジャケを見た瞬間泣きそうでした。


やあ、僕は宇宙飛行士。
でもそこら辺にいる普通の宇宙飛行士とは違う。
幼い頃から厳しい訓練を受けて惑星探索用の宇宙船「惑星探索用号」に乗る事を許されたエリートさ。
今日も宇宙から青い地球を見ながらホットミルクを飲んで報告書を書き、無事地球に帰還するはずだった。


目が覚めるとそこは辺り一面ジャングルだった。
どこなんだここは。
そうだ、墜落したんだ。
「ファック!」僕はつぶやいた。
そういえば一緒に乗っていたケイジロウ、ジェイムズコーイチ、アイキはどこに行ったんだ?
財布には37万円入ってる。でもここじゃ何の役にも立たない。
しかもなぜか全裸だ。NASAが開発した宇宙服はどうやら僕を守る為に燃え尽きたらしい。
とりあえず食料、服をなんとかしよう。


しばらく歩くが景色はまるで変わらない。
すると遠くの方で軽快なサンバのリズムが聞こえてきた。
こっちに来る。
謎の民族か?敵か?味方か?
人影が見えた。すごく低い体勢でマラカスを振っている。

アイキだ。

「アイキ!無事だったのか!」
僕の必死の問い掛けにもアイキは
「○÷×△★2:。グーテンタークス。ドゥス!ドゥス!」と何を言ってるか分からない。
どうやらアイキはもうこの星に馴染んでしまったらしい。
しかしアイキの足元にはジェイムズコーイチの愛用のへアスプレーが。

「ケイジロウとジェイムズコーイチはどこにいるんだ!?」
僕は言葉の通じないアイキに尋ねた。

「いや、これさっきそこで拾ってん。多分この近くにいると思うねんけど。とりあえず保存食あるから食料の心配はないよ。」

、、、、、、アイキ普通に喋れるじゃねーか。

つづく。
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